老人ホームの探し方(公的窓口)

市区町村の福祉課/地域包括支援センター/地域の福祉事務所/都道府県の高齢者総合相談センターなどについて

 

老人ホームには様々な種類があり、入居できる条件や受けられるサービス、料金なども多種多様です。老人ホームへ入居したい時、一体どうやって施設を探せば良いのか迷ってしまう方も多いと思います。

 

もし既に介護保険サービスを利用している場合は、担当のケアマネージャーさんに聞いてみるのも良いでしょう。ただし、ケアマネージャーさんは在宅介護のサポートが本来の仕事なので、老人ホームのことに詳しいとは限りません。任せきりにするというよりは、情報を提供してもらうという感覚の方が良いかもしれません。

 

老人ホームを探したい時、公的窓口でも相談出来ますから、利用してみてください。公的窓口には、市区町村の福祉課、地域包括支援センター、地域の福祉事務所、都道府県の高齢者総合相談センターなどがあります。

 

地域包括支援センターは、市町村に1ヶ所以上は設置することが原則となっています。市町村によっては10ヶ所以上あるところもあります。福祉事務所は、福祉に関する業務を行う所で、老人福祉の業務も行っている社会福祉行政機関です。

 

高齢者総合相談センターは通称シルバー110番と呼ばれ、電話や面接で高齢者やその家族の相談にのってくれます。各都道府県に1か所ずつ設けられています。電話の場合は、プッシュホン回線で「♯8080(ハレバレ)」と押すと、地域の高齢者総合センターに繋がります。

 

これらの公的窓口での相談はもちろん無料なので、まずは相談してみても良いでしょう。各地域で届け出を出している老人ホームの一覧も手に入るはずです。こういった公的窓口を利用して、入居する方のニーズに合った老人ホームを探すというのも一つの方法なのです。ただし、公的窓口がその地域の全ての施設の情報を持っているというわけではないので、その点は注意が必要です。

 

公務員という立場上、「ここの施設が良いですよ」と具体的に薦めることは出来ないという現状もあります。また、その地域以外の施設の情報は入手しづらいというデメリットもあります。もし、その地域で希望に合った施設が見つからなかった場合は、もう少し範囲を広げて探す必要も出てくるかもしれません。その時は、また別の探し方が必要になってくるでしょう。

 

入居したい施設が見つかったら、ぜひ見学に行ってみてください。実際に見てみると、施設の雰囲気もわかりやすいと思います。施設のスタッフさんに色々とお話を伺うのも良いと思います。出来れば体験をさせてもらえれば、なおのこと良いでしょう。また、契約内容にはしっかりと目を通してから契約をすることも大切です。