要介護2以下の高齢者のための施設は?

平成27年4月に介護保険制度が改定され、特別養護老人ホームの入居は基本的に要介護3以上の方となりました。要介護1・2の方は、特別な事情がある場合を除き入居することは出来ません。では、要介護2以下の方のためにはどのような施設があるのか、代表的なものをご紹介しましょう。

 

・介護老人保健施設
要介護1以上の方が利用できます。看護的・医学的に管理された環境で、介護やリハビリを受けることが出来ます。在宅で生活出来ようにするための施設なので、入所できるのは通常は3ヶ月、長くても半年から1年未満になります。デメリットとして、長くは入居できないということがあります。

 

・有料老人ホーム
民間が運営する施設なので、入居一時金や月々の費用などは公共の施設に比べて高めになります。ただ、民間の運営ということで入居者獲得のために色々な工夫がされており、選択肢が広くなっています。入居者のニーズに合わせて選べるというメリットがあります。食事、入浴、居室の掃除など、日常生活の介護サービスを受けることが出来ます。

 

・サービス付き高齢者住宅
居室がバリアフリー構造になっていて、高齢者が住みやすいように工夫された賃貸住宅です。生活相談員が駐在していて、生活相談サービスや安否確認のサービスを受けることが出来ます。自宅での生活と同じように訪問介護サービスを受けることが出来ます。施設によっては食事の提供や、食事・入浴・排泄の介護、洗濯・掃除等の家事のサービスを行っているところもあります。賃貸借契約となるので、敷金・礼金・月々のサービスの提供費がかかりますが、入居一時金はかかりません。軽度の要介護度の方が対象となるので、要介護度が重くなってくると住むことが出来なくなります。

 

・養護老人ホーム
経済的事情や環境上の事情により、自宅での生活が難しい方が入所出来る施設です。比較的要介護度が低い方が対象になります。